2023年8月号 イヤイヤ期どうしていますか?「子どもが動く言葉かけ」

イヤイヤ期どうしていますか?「子どもが動く言葉かけ」

 1歳~2歳ころから少しずつ自我が芽生え、子ども自身の「こうしたい」という思いが出てきます。何を言っても「いやいや。」説得するのにとても時間がかかってしまう・・・それが一日に何度も繰り返されると疲れてしまいますよね。
 そんなときお薦めの言葉かけを紹介します。
(1)子どもは「自分で決められた。」「自分の想いを尊重してもらえた。」と感じると嬉しくなります。「そうだね。いやだね。」と共感することで落着きを取り戻すこともあります。
(2)「お風呂に入る?入らない?」を「ママと入る? パパと入る?」「水鉄砲と入る? じょうろと入る?」など子どもに選択をさせてみましょう。ことばでのやりとりがこれからという場合は2つのものをみせてあげて「どっち?」と聞いてみます。例)靴をはくのが嫌な場合は、 両方の靴を見せて「どっちから履く?」
 このように、ママがこうして欲しいなという選択肢を伝えながら子どもに尋ねて「自分で」決めてもらってみてください。
 また、前もって予定を知らせておくと切り替えがスムーズにいくこともあります。
 イヤイヤ期はずっと続くわけではありません。余裕があるときは少し楽しみながら行ってみてください。
 公立保育所には専任の看護師、栄養士もいます。食事や健康の悩みなど何でもご相談くださいね。

はぐからのおたより一覧へ施設からのおたよりトップへ

子育て応援情報