「１歳児の散歩」

　子どもにとって、散歩はわくわく・どきどきが詰まった大冒険です。
いつだって未知の体験があり発見の連続です。ある日、「はぐ」をご利用のママから 「１歳児の散歩」について質問がありました。「近所の公園まで行くだけでも寄り道が多くて時間がかかるのが気になる。」とのことでした。
　大人は目的の場所に行くことを考えますが、子どもは１歩あるいたら何かを見つけます。排水溝のところで立ち止まったり、花を見つけてかけ寄ったり・・・　　　
　そんなときは、一緒に立ち止まってみると楽しかったりします。目的地まで急がすのではなく、心が動く時間を見逃さないで、「お花きれいだね。」などできるだけ寄り添ってあげることがポイントです。
　そして、歩くのが慣れてきたら坂道や砂利道など、いろいろな場所を歩かせてあげると、歩行を安定させるだけでなく、子どもの好奇心も育みます。
　２～３歳児であれば親の言葉で止まりますが、１歳児は外に出ると興味のあるものに突進していきます。危険なときには注意が必要ですが、できるだけ子どもの「やりたい」を大事にしてあげると、いろいろなことに興味を持つようになっていくと思います。
　子どもにとっては刺激的、パパやママにとっては、小さな気分転換にもなる「散歩」。まずは家のまわりをぐるっと歩いてみませんか？