2023年5月号 赤ちゃんと一緒に絵本を楽しみませんか ～おいしいね、おいしいよ～
赤ちゃんと一緒に絵本を楽しみませんか ～おいしいね、おいしいよ～
爽やかですごしやすい季節となってきました。お出かけ日和には、お子さんとお散歩ついでに図書館に立ち寄り、絵本を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は「おいしいね、おいしいよ」をテーマに、赤ちゃんから小さな子どもに読んであげたい絵本を１冊ご紹介します。
『くだもの』
平山和子／さく
（福音館書店）
写実的でリアルな果物の絵が目をひく一冊です。生まれた月によっては、本物より先にこの絵本で出会うくだものもあるでしょう。
すいか、もも、ぶどう。どのページも、おいしそうなくだものの名前のあとに「さあどうぞ」という言葉が続きます。少し大きくなると、手を伸ばして食べようとする子もいるでしょう。口に広がるみずみずしい美味しさを想像しながら味わって、一緒に食べてあげてください。連続性のない絵本ですので、ご家庭では好きなくだもののページを楽しんでもよいでしょう。
小さな子どもにとって、知っているものがでてくることは、うれしいことです。また、知っていることに安心感を覚えます。そのため、同じ本を何度も繰り返して読むことを楽しみます。お子さんとご一緒に、おいしいくだものを何度でも味わってください。
図書館では、各館で【ちいさい子のためのおはなし会】を行っています。対象は、１・２歳のお子さんと保護者の方です。絵本の読み聞かせやわらべうたで、楽しい時間を過ごしませんか。ぜひご参加ください。
※おはなし会は定員制となっています。詳細は、図書館ホームページ等でご確認ください。
また、図書館では、０歳から楽しむことのできる絵本をご用意しています。図書館のホームページから本のリストもご覧いただけますので、どうぞご利用ください。
