2023年2月号 離乳食の悩み 食べないときはどうしよう?

離乳食の悩み 食べないときはどうしよう?

 赤ちゃんが生まれて5~6か月ほどすると離乳食が始まります。
大人と同じようなものが食べられるようになるまでは、様々なステップがあります。
今回は離乳食相談で一番多い「食べない」ことについてお話しします。
せっかく用意した食事を残されてしまうと、がっかりしたり、栄養がとれているのか心配になったり複雑な気持ちですね。
離乳食を食べない原因は、食べ物の形状がお子さんに合っていないことが多いです。
離乳食開始時はペースト状の柔らかいものを与えますが、1か月程すると食べるのも上手になってきますので、粗つぶし、みじん切り、角切りと少しずつ形状を大きくしていきましょう。ペーストのまま形状を変えずにいると飽きてしまい食べなくなることもあります。
また、離乳食に慣れてくると、逆に中だるみで食べなくなることもあります。
しばらくすると食べるようになりますので、大らかな気持ちで見守ってあげると良いですね。
離乳食完了期から幼児食へ移行する1歳6か月前後も食べないという相談が多い時期です。
1歳6か月頃になると自己主張が出てきて、食事はいらないと口を開けなかったりすることもあります。これは食事以外の色々なことに興味が出始め、遊びたい気持ちが強くなるためです。
大切なことは空腹で食事を迎えることです。遊ぶ時間、ごはんの時間のメリハリがつけられると良いですね。
大人がおいしそうに食べたり、「いい匂いでおいしそうだね」「サクサク音がするね」など声かけをしたり、気分を変えて外で食べてみるのも良いでしょう。
親子で食事を一緒に楽しめると良いですね。
食事で心配なことがあるときは、府中市子育て世代包括支援センター「みらい」042-368-5333までお電話ください。

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