2023年2月号 「こんな時、どうしていますか?」

「こんな時、どうしていますか?」

 自我が芽生えてくると、ベビーカーに乗るのを嫌がったり、自転車に乗るとき にヘルメットを被るのを嫌がったりすることはありませんか?
 そのようなときは、「ヘルメットを被るとお兄さんみたいで格好いいね。」とほめたり、「ヘルメットを被って公園で遊ぼう。」など、その先に楽しみがあったりすると喜んで被る子もいます。ヘルメットのサイズが合わず窮屈で締め付けられているのが嫌な子もいるので時々サイズを確認すると良いと思います。
 また、ベビーカーを嫌がる場合はママと抱っこで密着しているのが安心なのかもしれません。
 赤ちゃんがベビーカーを嫌がった時に効果的だった方法を「はぐ」に来ているママたちに聞いてみると「対面式だと泣かなくなった。」「お尻の部分にクッションを入れたら泣かなくなった。」「おもちゃを取り付けた。」「お気に入りのぬいぐるみをベビーカーに乗せて、家の中を歩いて見せたら乗った。」などがありました。
 ヘルメットもベビーカーも気持ちよく出発するために「今日はベビーカーでお出かけするよ。」と事前に声をかけることも忘れずに。お出かけのルーティンを作り、おもちゃを片付けて、靴下を履いて、などお決まりの手順にすると心の準備がしやすくなるかもしれません。
 忙しいと、ついベビーカーを走らせてしまいがちですが、それでは赤ちゃんは 楽しくありません。植物や動物など興味のありそうなものを見つけたらベビーカーを止めて「わんわんいたね。」など話しかけてみてはどうでしょう?
 子どもの機嫌が悪くなる3大理由は、お腹がすいた、眠い、つまらないです。 一度泣いても焦らずあきらめず続けてみてください。ベビーカーに慣れてくれれば抱っこよりも腰痛も軽くなりますよ。
 ママと赤ちゃんの活動範囲が広がってお出かけが楽しくなりますように応援しています。

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