2022年8月号 「未知との出会いを楽しみに。」

「未知との出会いを楽しみに。」

 保育所にいる1歳半のAちゃんは階段が大好きで手すりにつかまってひとりで階段を上りたがります。歩き始めてまだ数か月しかたっていないのに、どうしてこんなに階段がすきなんだろうと不思議に思います。1階から2階までの20段くらいの階段を笑顔で上ります。落ちたりしないよう手をつなぐのですが、Aちゃんは安定感抜群。
「抱っこしないで上れたね。」と声をかけると、嬉しそうにしています。
 また、歩行ができるようになると、ちょっとした段差やスロープの上り下りも大好き。ハイハイの時とは景色も変わるし、自分で好きなところに自由に歩くって楽しいのだなと感じます。
1~2歳児を歩かせると全く別の方向へ歩いてしまったり、普段5分でいけるところ、20分以上かかったりしますが、落ち葉や枯れ葉を拾ったり、ダンゴ虫や蟻、工事現場の人、ごみ収集車に出会ったり、道をゆっくり歩くことは出会いがいっぱいで、わくわくするのかもしれません。
 これからの季節、日中は暑くて外に出られないかもしれませんが、朝夕の涼しい時間帯に家の周りを歩いてみると気分転換にもなりストレスも発散され機嫌も良くなります。
道(みち)=未知(みち)との出会いを求めて歩いてみませんか?

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