2022年7月号 歯みがき時の事故に注意しましょう

歯みがき時の事故に注意しましょう

 3歳頃になると保護者の仕上げ磨きにプラスして、自分で歯みがきを始めるお子さんも出てくると思います。
お子さんにとって、歯みがきは、日常生活の習慣付けにとても大切ですが、歯ブラシで喉をつつく、口腔内の頬などに突き刺す、持ったまま転んで目をつついてしまったなどの、歯ブラシ事故の報告も多くみられるようになります。
子どもが一人で歯ブラシを持ち、歯みがきを始めることは、子供の成長には大切なことなので、保護者は子どもを事故から守るために、歯みがきの場所や使用する歯ブラシの形状などについて、再確認しましょう。

<乳幼児の歯ブラシ事故を防ぐための安全対策>
①歯みがきをするときは、保護者が必ず見守り、椅子などにかけて行いましょう。立っていると、動いて転倒するリスクが高くなります。
また、子どもの動線に物を置かないなどの、生活環境も見直しましょう。
②歯ブラシは、喉の奥に入らないようにストッパーがついたものや、歯ブラシの柄が柔らかく曲がるものなど、事故予防を重視したものが色々と販売されています。子どもの発達段階にあわせた歯ブラシを使用することで事故のリスクが少なくなります。ただし、安全対策重視の歯ブラシは、汚れ(デンタルプラーク)を除去するには不十分です。子どもが自分で使用する歯ブラシと、保護者が使う仕上げ磨き用歯ブラシを使い分けましよう。仕上げ磨き用の歯ブラシは、お子さんの手の届くところに置かないように注意しましょう。

令和4年7月1日より、今まで保健センターで実施していた歯科相談・教室、歯科健診等はすべて、子育て世代包括支援センター「みらい」(フォーリス3F)へ移転しました。
お子さんの歯みがきなど心配なことがある時は、お気軽にご相談ください。
<問合せ>子育て世代包括支援センター「みらい」(フォーリス3F)
☎042-368-5333

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