「歩くだけで、こんなに楽しい！」

１歳を過ぎて歩行が出来るようになると外へ連れて行ってと玄関の靴箱から自分の靴を出して、催促をすることはありませんか？
外へ連れていき、大人主導ではなく過ごしてみると、とことこと自由に歩き回り、足元の石を見つめ、道端の雑草に手を伸ばし街路樹の周囲を周り、来た道を戻り、犬や猫に出会い、模様のあるマンホールを眺め・・・と本当に楽しそうですし機嫌も良くなります。
雨の日だって長靴をはいて水たまりを踏む楽しさは大人にも見おぼえありますよね。
小児科医のＤ．Ｗウィニコットは「遊ぶことの現実」という著書の中で「個人は創造的に生きて人生は生きる価値があると感じる」と言っています。自らを取り巻く世界を発見し、自分が創りだした意味あるものとして受け止められるかどうかが重要なのだと感じます。
自由なお散歩の中でこそ得られる楽しみや発見。５月は散歩に最適な季節です。おしゃべりをしながらお子さんと町探険は如何ですか？