「赤ちゃんの風邪予防」

　寒さと乾燥が厳しい季節になってきましたね。
この時期、お父さんお母さんを悩ませるのは、赤ちゃんの体調管理なのではないでしょうか。
たっちでも、みなさんに安心してご利用いただけるように、施設の消毒や換気には日々気をつけているところなのですが、今回はご家庭でも簡単にできる風邪予防について、考えてみたいと思います。

風邪対策の基本は、何と言っても「手洗い・うがい」ですよね。
今は施設の入り口など色々なところに手指消毒用のアルコールが設置されていますが、アルコールが効かないウィルスがいるのは知っていますか？
そういったウィルスは石鹸で洗い流すことができるようです。これからの季節は、できれば手洗いも行いたいですね。
まだねんねの赤ちゃんの場合には手を拭いてあげたり、座ったりつかまり立ちができるようになれば、大人の膝に座らせたり、踏み台を用意したりして手洗いを始めてみてもいいと思います。
それに、赤ちゃんはまだうがいもできません。代わりにこまめに水分補給をすることで喉を潤したり、ウィルスを押し流す効果もあるようです。
また、お出かけの際には、あまり混雑しているところは避けたり、おむつ交換スペースでは布やシートを敷くことも感染症の予防につながります。

そして、いくら対策をしていても、風邪をひいてしまうこともありますよね。
時期によって、小児科も混雑するため、かかりつけのお医者さんをつくっておくといざというときにも安心です。鼻水が出るときは、最近は家庭でも気軽に使える鼻水吸引器や、吸引機とあわせて使えるスプレーもありますので、こまめに吸ってあげるといいようです。
お子さんの体調で心配なことがあるときには「＃8000」に電話をすると、看護師さん等に相談をすることができますよ。

風邪予防は大切ですが、家にこもりがちになる季節、元気なときはお散歩に出て気分転換をすることも大事です。
たっちのひろばは人数制限をして開館していますし、お隣の総合受付では水・木・金の曜日限定で身体測定も実施しています。
お散歩がてら気軽に遊びに来てくださいね。